FXをこれから始めたいけど、FXの仕組みが分からず損が怖くて一歩が踏み出せないという人のために、各FX業者は無料でできる練習用のデモトレード口座を用意しています。
デモトレードの概要とおすすめのデモトレード口座についてお答えします。
デモトレードとは
デモトレードは、「デモ取引、バーチャルトレード、疑似取引、仮想取引、練習トレード」とも言われます。
デモトレードとは反対に本番の口座の取引は、リアルトレードと言われます。
デモトレード口座を作ることで、FX取引を練習するために、無料で本番の口座と同じ環境で取引できます。架空(仮想)の資金が残高に反映され、その仮想の資金で取引していきます。ゲームで取引している感覚ですね。
デモ口座は、名前やメールアドレスなど簡単な情報をデモトレード登録フォームに入力して1分ほどで作ることができ、すぐにデモトレードを始められます。
デモトレードの審査はないので、誰でも開設して取引可能です。
ちなみに、デモトレードを提供しているのは主にFXだけで、株取引や暗号通貨取引のデモトレードというのは基本的にありません。(海外の取引業者だと提供しているところもあります)
デモトレードを利用するメリット
- 完全無料、損をしても本当のお金ではないから安心
- 注文方法などの取引ツールの使い方を覚えられる
- 取引手法を思う存分試せる
デモトレードを利用するメリットは、主に上記3つがあります。
完全無料なので、デモトレード口座開設、口座維持、残高の増減などをしてもすべて費用はかからず本番同様の為替レートの値動きで取引できるのも利点です。
そして、各FX業者で提供している取引ツールの使い方も色々試しながら覚えられるのも、FXを始める前の練習として良いですね。
デモトレードを利用するデメリット
デモトレードを利用する上でのデメリットはほとんどないのですが、あえて言うならば本当のお金を使った取引をしていないので、精神的に楽な取引となり、本番のリアルトレードでデモトレードと同じ気持ちで取引できないことです。
試してみると分かりますが、デモトレードでうまく利益をあげれたのに、リアルトレードになったら利益を出せないなんてことがあります。これは完全に本当のお金のプレッシャーが影響しているためです。
「それじゃ意味ない!リアルトレードでも利益が出せるように訓練したい」というならば、デモトレードではなくリアルトレードで少額で取引した方が精神的に訓練はできますし、実際に数百円ほどの少額でリアルトレードで練習している人も多いです。
おすすめの国内FX業者のデモトレード口座
国内FX業者の場合、すべてのFX業者がデモトレード口座を提供しているわけではありません。
デモトレード口座を提供しているFX業者で、私が使ってよかったところは、DMM FXのデモ口座です。
まず、デモ口座の登録がすごく簡単ですぐに作れます。他のFX業者は登録フォームが複雑で面倒だったりするのですが、DMM FXはシンプルでとても簡単に登録できます。
あと、取引ツールはパソコンはもちろんのこと、スマートフォンでも本番と同じ機能で使えるところも利点です。
「DMM系が嫌だ」というのであれば、他のFX業者もデモトレード口座を提供しているところもありますので、自分に合ったところで作れば良いでしょう。無料ですし取引に慣れることが目的ですから、どこでも良いと思います。
世界で標準の取引ツールを使いたいなら
取引ツールは、国内FXの場合は各社が開発した独自のプラットフォームを提供しています。そのため、FX会社毎に取引ツールの使い方を毎回覚える必要があるので面倒です。
しかし、日本以外の海外では世界的にMT4やMT5といった取引ツールを利用することが一般的です。
MT4やMT5は、FX業者が開発した取引ツールではなく、メタクオーツ社という企業が開発した取引プラットフォームで、各FX業者へライセンス契約で提供しています。
完全無料の取引プラットフォームでありながら、自動売買やインジケーター開発などを標準機能として搭載し、日本のFX業者が提供する取引ツールよりも高機能であり、もちろんスマートフォンやタブレット端末に対応という素晴らしい取引ツールです。
このMT4と次世代版のMT5は、それ自体に無料のデモトレード口座を作れる機能がついています。
「世界標準の取引ツールに慣れておきたい」というのであれば、最初からMT4やMT5でデモ口座を開設してみるのも良いでしょう。
下記リンク先の「デモ口座開設」から無料のデモ口座を開設できます。
まとめ
- デモ口座は、無料でできる練習用口座
- 国内FXならDMM FXが一番簡単に作れる
- 海外標準の取引ツールに慣れたいなら、MT4/MT5でデモ口座を作る
- 取引で精神的に訓練したいなら、少額でリアルトレードする
デモ口座は、審査なしで誰でも口座が作れますし、メールアドレスが異なれば一人何個でも作ることができます。仮想の資金をどれだけ増やせるかをゲーム感覚で試せるので、練習しながら楽しむこともできます。
ただし、本当のお金を使ってないのでプレッシャーがかからず精神的には楽になるので、訓練したいなら少額でリアルトレードした方が良いでしょう。
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