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なぜ多くの人がFXを選ぶのか、3つの理由

投資には株式、先物、投資信託、ETF、債券、不動産、REIT、暗号資産、貴金属、iDeCo など多くの種類があります。その中で FX(外国為替証拠金取引)を選ぶ人が多い理由は、「少ない資金で始められる」「平日は 24 時間取引できる」「選ぶ対象が少ない」という 3 点に集約されます。

この 3 点はいずれも、時間と資金に余裕のない人にとっての「始めやすさ」に関するものです。日中は仕事をしていて相場を見られない、まとまった資金がない、銘柄を調べる時間が取れない、という条件がそろうほど、FX は他の投資より着手しやすい選択肢になります。一方で、始めやすいことと利益が出やすいことは別で、FX にはレバレッジによる損失の速さというリスクがあります。

本記事では、人が投資を始める動機から出発して、FX が選ばれる 3 つの理由を他の投資との比較で説明し、最後に FX よりほかの投資が向いている人の条件を整理します。投資を始めたいが何から手をつけるか迷っている方、FX が自分に合うか判断したい方を対象にしています。

目次

投資を始める動機

多くの人が投資を始める動機は、形は違っても「お金」に関するものです。動機を言葉にしておくと、どの投資が自分に合うかを判断しやすくなります。

  • 毎月の生活費に余裕がない
  • 将来や老後の生活費が不安
  • お金に余裕のある生活をしたい
  • 早く仕事を辞めて自由な時間を持ちたい
  • 買いたいものがある

お金を増やす方法には副業もありますが、労働による副業より投資を選ぶ人が多いのは、時間が取れない、体力を使いたくないという事情が背景にあります。投資は楽に利益が出る手段ではありませんが、「労働時間を増やさずに資金を働かせる」という点が、副業と比べたときの投資の性格です。

FX が選ばれる 3 つの理由

数ある投資の中で FX が選ばれる理由は、資金・時間・選択肢の 3 点です。順番に他の投資と比べます。

少ない資金で始められる

FX は、必要な資金が取引量とレバレッジで決まるため、国内業者では数万円、海外業者では数百円から取引を始められるところがあります。株式は単元株制度のため、知名度の高い企業の株を買うには銘柄によって数十万円が必要になり、先物取引も同程度の証拠金が求められます。

少額で始められる理由はレバレッジにあります。預けた証拠金の何倍もの金額を取引できる仕組みで、国内業者の上限は 25 倍です。同じ仕組みで損失も大きくなるため、少額で始められることは「小さく練習できる」利点として捉え、取引量を増やすのは仕組みに慣れてからにするのが基本です。仕組みの詳細は FX レバレッジとは で解説しています。

平日は 24 時間取引できる

FX は平日ほぼ 24 時間取引できます。株式市場は平日の 9 時から 15 時台に限られ、昼の休憩時間もあるため、日中に働いている人は相場が動いている時間に取引できません。指値注文で予約はできますが、株価が気になって仕事に集中しにくいという声も多いです。

FX なら、仕事を終えて帰宅したあとに値動きを確認しながら取引できます。日本時間の 21 時から翌 1 時ごろはロンドン市場とニューヨーク市場が重なり、為替レートが大きく動きやすい時間帯です。値動きが大きい時間帯は利益の機会と損失の機会の両方が増えるため、取引する時間帯を決めておくことが資金管理の一部になります。時間帯の選び方は FX 初心者が取引しやすい時間帯と通貨ペア で整理しています。

選ぶ対象が少ない

株式は国内だけでも数千の銘柄があり、決算や業績を調べて将来性を判断する手間がかかります。投資信託も本数が多く、手数料の水準や実質の利回りを比べる必要があります。

FX で取引できる通貨ペアは業者によって 20〜60 程度で、世界的に取引量の多い主要通貨に絞ると 10 種類程度に収まります。その国の経済状況や金利、インフレ率をもとに通貨が上がるか下がるかを判断する、という形に情報の対象が絞られます。対象が少ないことは「調べる範囲が限られる」という意味の利点で、判断そのものが簡単になるわけではありません。通貨ペアの仕組みは FX 通貨ペアとは で解説しています。

FX が合う人と、ほかの投資が合う人

3 つの理由を裏返すと、FX が合う人の条件が見えてきます。時間がない、資金が少ない、対象を絞って判断したい、という人には FX は始めやすい投資です。

一方で、失っても生活に影響しない資金が数十万円以上あり、日中に相場を見る時間があり、値動きを毎日確認しなくても気にならない人は、株式の長期投資や投資信託の方が性格に合うことが多いです。FX はレバレッジによって短期間で損益が動くため、頻繫に確認せずに置いておく投資には向きません。

注意

FX は始めやすい投資ですが、レバレッジの仕組みによって損失も速く膨らみます。生活費や目的のある貯金は使わず、なくなっても生活に影響しない範囲の資金で始めるのが前提です。

海外の FX 業者は国内業者より高いレバレッジを提供しており、より少ない資金で大きな取引ができます。海外業者の中でも利用者の多い XMTrading(XM)の口座開設の流れは、XMTrading の口座開設手順(xem-fx.com) で画像つきに解説されています。国内業者との違いは 国内 FX VS 海外 FX にまとめています。

FX 初心者向けの関連記事

FX の仕組みを順番に理解するための記事です。

よくある質問

FX は投資の中で特に利益が出やすいのですか

利益が出やすい投資というものはありません。FX が選ばれるのは始めやすさの面であり、レバレッジによって損益の変化が速いという性質は、利益にも損失にも同じように働きます。

株式と FX を両方やる人はいますか

多くいます。長期の資産形成は株式や投資信託で行い、短期の取引は FX で行う、というように時間軸で使い分ける形が一般的です。どちらも余裕資金の範囲で行うことが前提です。

忙しくて相場を見る時間がほとんどない場合はどうすればよいですか

帰宅後の 1〜2 時間だけと取引時間を決め、その時間帯に値動きの大きい主要通貨ペアだけを取引する形なら、FX は続けやすいです。時間がまったく取れない時期は、無理に取引せず休むことも資金を守る判断になります。

まとめ

  • 投資を始める動機は形が違っても「お金」に関するもので、労働時間を増やさずに資金を働かせる点が副業との違いです
  • FX が選ばれる理由は、少ない資金で始められる・平日 24 時間取引できる・選ぶ対象が少ない、の 3 つです
  • 3 つの理由はいずれも「始めやすさ」であり、利益が出やすいことを意味しません
  • 資金と時間に余裕があり値動きを毎日見たくない人は、株式の長期投資や投資信託の方が合うことが多いです
  • 始めるときは、なくなっても生活に影響しない範囲の資金と低いレバレッジからが前提です

自分の動機と生活のリズムに FX の 3 つの特徴が合っているかを確かめてから、少額で始めてみましょう。

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